対談日 2016年12月19日
2017年度は行政と地域と企業とを(社)甲府青年会議所が色々な繋がりになるという意味を込め、「懸け橋」というスローガンを付けさせていただきました。また、スポーツを活用したまちづくりの検討等も兼ね、行政と市民の懸け橋として、これからどのようなことを(社)甲府青年会議所に期待しているかを田中市長に伺いました。
■中央市とのイベント協働について
中沢理事長
スポーツを活用したまちづくりに特化したものを展開していきたいと考えています。中央市の平野美宇さんが卓球で世界一なりましたが、関連する団体だけではなく地域住民へ浸透するくらいの活躍をしている方と、我々も何か一緒に協働できればいいなと考えております。
田中市長
先日、中央市に帰ってきたのですが大人になりました。精神的にも強くなっています。お母さんからの話ですとリオデジャネイロオリンピックに出られなかったことが精神的にも強くなった一端であると、そんな話もありました。
■中央市とのイベント協働について
中沢理事長
(社)甲府青年会議所において郷育フォーラムで10年以上お付き合いをさせてもらっています。10年の目途の年となり、開催方法等についてもいろいろと検討をしなければならない時期となりました。を掲げておりますが、なかなか人を呼びことの難しさを感じています。中央市でおこなっているお祭りやイベント等に顔を出させていただき、郷育フォーラムにおいても教育心浸透につながればと感じております。
より多くの地域住民の方に声を届けなければいけないと感じていますので、中央市の皆様とは改めて2017年度は深く関わらせていただければありがたいです。
田中市長
ふれあい祭りはどなたでもご参加いただけます。例えばそういう所で1ブース(社)甲府青年会議所に出店していただくことも可能ですよ。
■(社)甲府青年会議所に期待すること
田中市長
今、どうしても若い世代に元気がないように感じる。丁度働き盛りの世代ですよね。そういう人たちに政治にしても、経済にしても、もう少し自分のカラーを出しながらどんどん活動してもらいたいですね。高齢化してきている現代だからこそ、若い年代の人がしっかり取り組んでもらいたいですね。
中沢理事長
2017年度は海外の姉妹都市や、地域活性化の政策で成功している事例を取り入れて山の都(甲府市、甲斐市、中央市、昭和町)の地域でやっていきたいと考えています。青少年の育成においてもしっかりおこないたいと考え、出張事業等を検討しております。小学校の放課後学級などで、子どもたちが社会にでてから青年経済人として地域に大きく関わっていくリーダーとして育っていく事業をしていきたいです。2016年は出張事業におこなった際にご好評をいただき、(社)甲府青年会議所の会員がおこなっている仕事の紹介をおこない、なぜその仕事を選択し、継続しているのかの過程を小学生に話をする機会がありました。我々会員も子どもたちに伝えるそして青年としての仕事へのプライドを教える中で成長させてもらいました。中央市とも2017年度におかれましては更なる協働が可能となりましたら幸いです。