11月理事長所感

11月理事長所感

 

深秋の候、皆様に於かれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

11月に入りまして、朝夕冷え込む季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。10月は非常に雨の多い日が続き、すっきりとしない日々が続きましたが、我々の活動は休むことなく地域の皆様とともに歩みを進めてまいりました。地域の皆様には日頃より、一般社団法人甲府青年会議所の活動に対しまして多大なるご理解とご協力を賜り、心より感謝を申し上げます。

 

 10月は全国大会の最終日から始まり、3日の理事会において11月例会の審議、そして12月の2つの例会の協議を行いました。いよいよ本年度も終盤を迎え、改めて身も心も引き締め、2018年度へとしっかりと我々の運動を繋げていかなければならないと思った次第であります。6日から13日にかけて、甲府献血センター様からのご要請もあり、会員向けに献血強化週間を設け、献血者の増員を図りました。全国的にもこの時期は、献血者が減少する傾向にあるようで、特に20歳から40歳までの献血者が少なくなっている状況があります。まさに我々の世代に未来の希望が託されているわけであります。どこかの誰かのために行う献血運動も引き続き活発に取り組んでいきたいと強く思わせていただきました。そして、15日には、10月例会(きょういくの心実践)を敷島総合文化会館にて開催をさせていただき、今年度、次代を担う青少年育成委員会が取り組んできた出張事業の集大成となる例会を開催することができました。当日は2007年度から行っている郷育フォーラムも開催され、敷島の地からきょういくの心を発信することができました。今回の出張授業を通して、次代を担う子供達の成長を身近で感じる事ができ、1年間かけてじっくりとこつこつ積み上げてきた成果が表われた一日だったように思います。一年間の成果をまとめた冊子を作成し、広く発信していきたいと思います。本事業に関わっていただきました、関係各位の皆様、そして31町教育委員会の皆様、本当にありがとうございました。それ以降は、各委員会の通年事業が展開され、ヴァンフォーレ甲府と山梨クインビーズのフェイスペイントの開催、11月のベーコンフェスティバルとヴァンフォーレ駅伝に向けた実行委員会の開催、山梨ブロックの事業などが行われ、残りの2か月のラストスパートに向けての準備を進めてきた次第であります。この時期になると来年の組織も動きだし、慌ただしい日々が続くわけではありますが、常に前を向き、志を高くもち、活動をしていかなければ地域からの信頼を勝ち取ることはできないと感じております。私自身も来年度は、47代目の山梨ブロック協議会会長として、強い目的意識をもって、山梨県内各地会員会議所のメンバーを引っ張っていかなければなりません。そのためにも、残りの2か月にすべてをかけ、全身全霊で務めていきたいと思います。

10月も多くの学びと価値ある経験をたくさんいただきました。残りの2か月もひたすら愚直に活動に邁進し、地域住民の皆様からの期待と思いに応えていきたいと思います。

結びに、私たちのふるさと「山の都」に心と心を繋ぐ新たな「懸け橋」を渡すためにも、より一層のご理解とご協力をお願い申し上げるとともに、皆様にとって11月も素晴らしくも有意義な日々となることをご祈念申し上げ、11月理事長所感とさせていただきます。

 

一般社団法人 甲府青年会議所
2017
年度 第66代理事長 中沢 雄一