9月理事長所感

9月理事長所感

 

新涼の候、皆様に於かれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

9月に入りまして秋風が心地よい季節が近づいてまいりました。地域の皆様には日頃より、一般社団法人甲府青年会議所の活動に対しまして多大なるご理解とご協力を賜り、心より感謝を申し上げます。

 

 8月の我々の活動を振り返らせていただきます。81日の理事会からスタートをきり、83日のシニアクラブ納涼会では、先輩諸兄の皆様方に対し、日頃の感謝の気持ちと今年度の活動報告を伝えさせていただくとともに、2018年度小澤孝一郎理事長予定者の紹介をさせていただきました。多くのシニアクラブ先輩諸兄の皆様にお集まりをいただく中で、世代を超えた交流をさせていただき、改めて伝統と歴史の重さを感じさせていただくことができました。また、85日には、関東地区協議会最大の運動発信の場である関東地区大会つくば大会に多くのメンバーとともに参加をしてまいりました。今年度は、関東地区協議会副会長として窪寺晃君を輩出させていただいており、多くの出向メンバーとともに関東地区協議会内各地会員会議所メンバーの為に孤軍奮闘している姿を見ることができ、とても素晴らしい大会とすることができました。大会では次年度の関東地区協議会会長候補者の引継式や様々なフォーラムが開催され、とても充実した学び多い一日とすることができました。8月の中旬はお盆休みを挟むということで、例年事業の開催は少ないのですが、各委員会、会議体の委員長、議長を筆頭に様々な事業や例会の準備期間に充てることができたものと思います。我々は、日々活動をおこなう中で、様々な修練を繰り返し、地域の皆様のために運動を起こしております。その運動が少しでも皆様の心に届くようにしっかりとした準備を重ね、精進し、地域から必要とされる組織になれるように今後も努力をしてまいりたいと思います。そして、824日には、8月例会として甲府これまちフォーラム2017を開催させていただきました。例会前の時間を活用し、甲府市長樋口雄一様と包括連携協定を締結させていただき、例会に花を添えることができました。2017年度、()甲府青年会議所が行政と連携してまちづくりをおこなっていることを多くの参加者に知っていただき、地域住民の皆様とともにこれからのまちづくりの新しい形を模索するべく、甲府JCCCRCの可能性について共感いただきたいと考え、本例会を開催させていただきました。()三菱総合研究所 松田智生氏からピンチをチャンスに変えるプラチナ社会の実現として、ご講演をいただき、その後甲府市副市長 岸川仁和氏、()エフエム富士 髙木郁夫氏、山梨県立大学 小林萌奈氏そして私を含めた5名でのパネルディスカッションを開催し、それぞれの立場から見るこのまちの魅力と今後の展望について熱く議論することができました。今回、甲府市との包括連携協定を結ばせていただいたことをきっかけとして、我々が橋渡し役となり、産官学の連携をさらに強固にし、地域住民全員でこのまちの新たな夢を作っていきたいと強く心から思うことができる一日となりました。ご参加いただいた皆様本当にありがとうございました。

その後も、公開献血PRや各事業を通じて多くの地域住民の皆様と繋がりをもつことのできる機会を作ることができ、とても実りの多い8月とすることができました。8月が過ぎ、今年度の活動も残り4か月となりました。残暑がわずかに残り暑い日が続きますが、残りの4か月も目的を忘れることなく、会員一丸となり、目標達成に向けて直向きに努力を重ねていく所存であります。地域の皆様には今後も益々のご支援ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

結びに、私たちのふるさと「山の都」に心と心を繋ぐ新たな「懸け橋」を渡すためにも、より一層のご理解とご協力をお願い申し上げるとともに、皆様にとって9月も素晴らしくも有意義な日々となることをご祈念申し上げ、9月理事長所感とさせていただきます。

 

一般社団法人 甲府青年会議所
2017
年度 第66代理事長 中沢 雄一