対談日 2016年12月1日
2017年度は行政と地域と企業とを(社)甲府青年会議所が色々な繋がりになるという意味を込め、「懸け橋」というスローガンを付けさせていただきました。スポーツを通じたまちづくり・これからの新しいまちづくりにて地域と行政を繋いだ事業に活かし、2010年の中沢理事長(当時:委員長)が甲斐市と関わった事業のように、より強い甲斐市との協働ができたらと考えております。これからどのようなことを(社)甲府青年会議所に期待しているかを保坂市長に伺いました。
■郷育について
中沢理事長
郷育フォーラムにて、2007年に(社)甲府青年会議所の塩澤先輩が提言をさせていただき、甲斐市わくわくフェスタにおいても、郷育の日ということで実現していただきました。以降、甲斐市では継続して郷育の日をおこなっていただいておりますが、原点に立ち返り、見つめ直していきたいと考えております。
保坂市長
甲斐市は郷育の日で家族揃って、家族の友和(家族皆さんで揃って来てください)という趣旨で、わくわくフェスタを郷育の日にしようという想いでおこなっていました。
中沢理事長
郷育フォーラムも11年目を迎えます。「きょういくの心」をさらに住民の皆様に浸透していくためには、どのようにするべきか考えております。より多くの人に伝えることが重要であり、そのためにも集客力の高いイベントにおいて有効的に伝えていく必要があると考えます。
■災害協定について
中沢理事長
来年は甲斐市と災害協定を結べたらと考えております。いつ何時、災害が起こるのかわからない中、(社)甲府青年会議所の組織力が力になれればと思っております。災害協定も含め様々な事業にも参画させていただきたいと考えます。また、(社)甲府青年会議所の事業にも関わっていただけたら、より高い相乗効果が望めると思います。
保坂市長
災害時には(社)甲府青年会議所が何か支援することがあれば、必要なことだと思います。頼ることもあるかと思います。
■スポーツについて
中沢理事長
保坂市長は、スポーツを推進されていますね。山梨クイーンビーズは2010年の私が委員長の時に、山梨クイーンビーズの試合にてフェイスペイントをおこなう依頼をさせていただいた時からのつながりとなります。低迷期もあり、つながりが希薄となってしまった時期もありますが、2017年度ではスポーツを軸にした地域住民との活動も考えております。男子のBリーグも今から発足していきたいと考える団体もあり、男子と女子の相乗効果にてバスケットで地域貢献につながればなと考えております。やはり保坂市長はスポーツやお祭りが好きですよね。
保坂市長
市長になってから後援会長を任され、バスケットは知らないと言ったのですが・・・よく話を聞いてみたら60名しか後援会にいないとのこと。なぜそんなものに参加するのですかと一部の職員から話もあったのですが、協力を惜しまなかったです。山梨県のような小さい県なのだから、皆で少しずつヴァンフォーレや山梨クィーンビーズに県民皆で協力していけば、スポーツで山梨を活性化させるということもできると思うし、必要なことですよ。
中沢理事長
スポーツで相乗効果が期待できるイベントも来年は考えております。
■狼煙リレーについて
甲斐市長
長野県では9月に25のまちが共同で狼煙リレーをやっている。
山梨でもやってくれないかと昨年話があり、4月の信玄公祭りの出陣に合わせて4か所でおこなった経緯があるんだよね。
中沢理事長
狼煙リレーを通し、色々な人と関われることが魅力的ですね。
実行に向けて、難しいこともないので、例えば今後、開府500年のお祝いに向けてこういった活動を(社)甲府青年会議所もおこなっていきたいですね。
■移住・定住について
中沢理事長
甲斐市への移住者の受け入れはどのような現状ですか。
甲斐市長
移住・定住に関して、東京で説明会したり、パンフレットも作りました。
山梨で定住して農業をやりたいという方も多くいる。
東京で中央線沿いに住んでいる方にもっと山梨に興味を持ってもらいたい。そういう方をどんどん呼び込んでいきたい。山梨と甲斐市が共同で東京の都営バスに地域PRしているんだよね。あと、電車の中刷りにも山梨県のPRする広告を出しているんだよ。
これは、ふるさと応援寄附金に反映できればと思っている。